刃紋とか。

いい加減にブログを更新しんしゃい!とのお言葉があったw

なので刃紋の事でも書こうと思う。

いわゆるテンパーラインの事。
鍛接線では無く同一鋼の組織の違いの境界線が 刃紋。

日本刀の波模様と言えば解りやすいか。






まあこんな感じだ。

昔の関のナイフには刃紋がよく入っていた。
鋼材は良くてSKまたはS55Cあたりだろうか?
たまたま手に入れた昔のナイフに刃紋があって自分でも作って見るようになった。

 



 最初はこんな感じだった。よくある本焼き包丁みたいな刃紋だ。
まあ満足していたのだがナイフマガジンの久山センセのナイフを見て衝撃を受けた。
久山作6‐2/1ハンター
玉鋼じゃなくてもこんなに複雑な刃紋が焼けるのだと知り試行錯誤が続く事になる。
この号に同い年の広島の変態ダマスカスアーティスト橋本庄市氏の特集がありこれまた衝撃を受ける。

そしてまだ研究中だが最近はこのような物を作っている。



鋼材は古いヤスリを焼き鈍して使用している。
ヤスリでこんな事出来るはずが無いとブツブツ言われたりもしたが気にしないw
焼刃土は耐火モルタルに炭の粉をベースにしたものを使っている。
結構適当だw

コメント

  1. お~、焼刃土はこんな感じで塗ってあったのか。
    裏表同じに塗るの難しそうだな。
    あえて違う柄にしてみるのも面白いかw

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    1. ものずきさん>>温度が高いと裏と表の間を取った感じの刃紋になります。そういえば鏡を使って塗ってるのをどこかで見たような・・・・。

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  2. なるほど~
    こうやって、あの模様が出てくるのですか~
    かなり昔(子供の頃)、日本刀の製作工程をTVで見た時に、こんな事やってたような記憶があるような、ないような・・・
    それにしてもカッコイイ!!

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    1. 有難うございます!ちなみに刃紋が無いのに研磨で刃紋が有るように見せかけてるのを「付け焼き刃」と言います。付け焼き刃で検索して最初にヒットするサイトは間違ってますねw

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  3. 味噌を盛って焼き入れとは違うんや。
    肥後の守の座金って、何気に洒落てるよなw
    デ

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  4. ミソは鉛が付かないように塗るらしいっすね。この座金は面倒臭かったですw

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  5. なるほど、こんな風に盛るんですね、一体どうやったんだろうと不思議に思ってました。
    自分はもう少し単純なとこからやってみます。
    シンプルな線でもいいから出てくれるといいのですが。

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  6. 雄さん>>焼入れ性が良い程シンプルになる傾向があります。

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  7. 写真では淡い色合いに見えるのですが木炭粉はどの程度の割合で入れられているのでしょうか?
    7年近くも経ってからお聞きするのも憚られるのですが、なかなか安定した焼入れができずにいるのでお教え願えれば幸いです

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